ライトノベル戦記ファンタジーは、2008年から増えはじめ、2013年からいっきに流行へ躍り出ました。 この年表では戦記要素に加えて、5つの分類にわけてみました。剣と魔法:魔法のある世界の戦い。魔法なし:魔法がでてこない世界の戦い。スペースオペラ:宇宙での戦い。和風戦記:日本を舞台にした戦い。近代兵器:銃や戦闘機、戦車などの近代兵器がでてくる戦い。 世界の戦記といえば、トロイア戦争を描いた『イリアス』、十王戦争の『リグ・ヴェーダ』、戦記とつくタイトルで特に有名な『ガリア戦記』、読み物としてもおもしろい『アレクサンドロス東征記』などがあります。 これらの戦略・戦術の魅力を持ち、わかりやすい文章と個性豊かな人物が登場するライトノベルは、戦記ものの新しい形として、読者の支持を得てきました。