外出先で「あぁっ!美姫じゃん。久しぶり。」と声をかけてきた女の人がいた。 おぉっ。美姫さんの知り合いか?珍しい!と思っていたら、 「人違いじゃないですか?」と真顔で返す美姫さん。 「あっ。すみません。」と赤面し、立ち去る女性。 なんだ。人違いか…ん?でもさっきの人、美姫さんって言ってたぞ?と僕は思い、 「知り合いじゃないの?」と僕が聞くと「見たことない人だから、知らない人だとおもう。他人の空似じゃないかな?」と美姫さん。 「でも、美姫って言ってたよ。」と僕が言うと「名前も一緒の他人の空似なんだよ。」と美姫さん。 ものすごい偶然があるもんだ。 しばらくして、広瀬さんが「この前ね、中学の同級生の山下さんにたまたま会ったんだけど、美姫にそっくりな人を見たよって言ってたよ。似た人って、世の中に3人いるっていうけど、本当にいるんだね。ってすごいビックリしてた。」と言った。 「あっ、それ美姫さんだ。」