2023年11月22日(月) 少し前に写真展のために写真を撮ってから、写真についてよく考えるようになった。何のために撮って、何のために残すのか。みなさんもスマホの写真にフォルダはたまっていく一方で見返したりしていますか? 人が写真を撮るのは、根本的に思い出を忘れたくないという気持ちがあると思う。記憶をわかりやすくシーンとして残せる写真は、それ1枚にかなりの情報量を詰め込める。ただ、データとしての写真は気を抜くと消え去る。信号としてバラバラにされ復元されなくなる。写真とはそういうものだったっけ。紙焼きもいつか色褪せる。つまり、記憶も思い出ももともとそういうものだったと写真が教えてくれているのではないだろうか。
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