アメリカのIT企業、グーグルは、車のハンドルやアクセルを操作しなくても位置情報などのデータを解析しながら自動で走らせることができるシステムを開発し、公道で試験走行を始めることになりました。 「グーグル・カー」とも呼ばれるこの自動走行システムは、グーグルが5年前からアメリカのスタンフォード大学と共同で開発を進めているものです。 車にレーザーを使って距離を測定する機器や衝突を防ぐセンサーを取り付け、ハンドルやアクセルを操作しなくても自動で走行できる仕組みで、まずは視覚障害者向けに商用化を目指しています。 システムにあらかじめ行き先を登録しておけば、グーグルが収集した膨大な地図データや車両の位置情報を解析し、歩行者や車との衝突を避けながら目的地まで運転してくれるということです。 グーグルの開発を受けて、アメリカのネバダ州は自動で走行する車を公道で走行させることができる法律を全米で初めて施行し、7