結論から始めます。危険です。食べるべきではありません。 「ノロウイルスを含まない生牡蠣を提供する技術はない」と言わざるを得ません。確かに「生食用」というカキが販売されています。その脇にある「加熱用」とは、どう違うのでしょうか? 調べてみれば、ノロの汚染率は生食用の方が低いようですが、残念ながらゼロではありません。 カキは 河口近くで養殖することが多いのですが、川からヒトが排泄したノロが流れてきます。生食用として出荷する場合には、ノロウイルスがほとんどいないきれいな海域にいかだごと引っ張っていって、1日置いておいて、ウイルスが排出されるのを待ちます。しかし、実験によると数日かけてもウイルスを完璧に吐き出すには至りません。冬はこの排出が悪いそうです。 出荷するカキの一部を検査して、ノロウイルスが含まれていないことを確認している漁協もたくさんあります。しかし、カキひとつ一つの汚染はバラバラで