(8/9追記) 以下参照している議論は、すべて「著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント vol.5 シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 − 事実が語るもの」で発表されたものです。すみません、なぜか親ページへのリンクを張り忘れていました。 http://thinkcopyright.org/resume_talk05.html 前回の著作権延長をめぐるアメリカの記事につづき、日本の場合を対象にした同様の議論を紹介します。2007年に行われたものですので、ご存じの方も多いかもしれません。しかしこれだけの論拠がすでに提示されているのに、なおまだ同じような議論が蒸し返されているとは… 要は、著作権保護期間を延長しても、大多数の著作権保持者たちに大した利益がもたらされるとは考えられず、むしろ死蔵作品を増やすだけである、ということ。 単に主張だけではなく、計量分析を行った