広島大学総合博物館では『島がなくなる—ナナツバコツブムシ、生物浸食作用—』と題して、本日6月29日夕方から公開講演会を行ないます。 広島県東広島市(旧安芸津町)の沖合いにあるホボロ島という無人島が、ナナツバコツブムシという虫の大繁殖で消滅の危機にあるそうです。全長 1センチほどの虫が島を構成する凝灰岩に穴を開けており、それが波浪による侵食を加速。記録では 1725年に 364メートルあった島の外周が 1825年には 220メートルに、また 1928年の地形図では東西約 120メートル、標高 21.9メートルあった島も、現在では東西約 90メートルで満潮時には大半が水没してしまうとの事。 MSN毎日インタラクティブの記事、或は(かなり前の記事ですが) Sankei Webの記事が島の写真が大きめで解り易いかも知れません。 自然の力って、凄まじいもんですね……