栃木県警足利署は5日、栃木県栃木市内の橋名板を盗んだとして、窃盗の疑いで、同県佐野市会沢町、無職、竹内晴信容疑者(26)を逮捕した。栃木県内では橋名板が盗まれる被害が相次いでおり、同署は関連を調べている。 逮捕容疑は、9月21日午前9時45分ごろ~同22日午前10時ごろ、栃木市鍋山町の橋に設置された橋名板4枚(16万円相当)を盗んだとしている。同署によると、「間違いありません。埼玉でも盗んだ」と供述、容疑を認めている。 橋名板の盗難被害はこれまでに栃木県で45件、群馬県や茨城県で計3件の被害が確認されている。 同署によると、竹内容疑者はボルトで固定された橋名板をバールで外して盗んだ。生活費や遊興費のため、金属のリサイクル業者に換金する目的で盗んだとみられる。業者への捜査で竹内容疑者が浮上した。 同署は業者から152枚の橋名板を押収。逮捕容疑の他にも竹内容疑者が関与した可能性もあるとみて調べ