出典:日経NETWORK 2018年2月号 pp.45-50 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) いずれのWebブラウザーも、様々な手法を使って高速化を競っている。なぜWebブラウザーは高速化を追求するのだろうか。最大の理由はユーザビリティーの向上だ。ユーザーがWebで情報を検索したり調べたりするとき、早くサクサク動作するWebブラウザーのほうが使いやすい。 性能の差はほとんどなかった ベンチマークを使って、主要な最新Webブラウザーの処理性能を実際に測ってみた。対象はEdge、IE、Chrome、Firefox、Operaの5種類。Windows 10環境下でテストしたため、Safariについては測定していない。 測定に使ったベンチマークは、JavaScriptの処理性能をチェックするJetStreamとOctane、そして描画の性能を測るMotionMa