答えは動くことで導き出される私たちは、行動する前にあれこれ考えすぎて、頭の中だけで堂々めぐりになり、閉塞感の中でもがき苦しむことがあります。 「走りながら考える」という表現がありますが、動きだすから考えられる、解決策が見つかる、やりたいことに気づけるというのが私の提唱する「行動フォーカスアプローチ」です。理想の実現、問題の解決、自己の成長はすべて小さな行動からはじめるというアプローチです。 抽象的な解説になるより、具体例があった方がいいので、23歳、営業マンのAさんのケースで考えてみましょう。 Aさんは「今年は成績不振で上司からの評価が低い。来年は今年よりノルマが上がる。どうすれば営業成績を高められるのか」と悩んでいます。 ここで、最高の解決策、戦略が湧いてくればいいのですが、それができるなら成績不振に悩んでいないわけです。 そこで、行動フォーカスアプローチで発想します。 まず、考えすぎて