大相撲名古屋場所が開催中ですが、ニュースを垣間見るところ、エジプト出身の大砂嵐関の活躍や、モンゴル出身の三横綱に注目が集まります。日本の国技である大相撲で、外国出身力士の存在感が強いことが関係しているのでしょうか、遠藤関のような日本人力士への応援に日本人の力が入っているようにも思います。 高見山関、初の大関となった小錦関、そして初の横綱となった曙関に続き、近年、外国人力士の存在感が強まってきました。そこで相撲協会では取り決めをし、外国出身力士を一部屋一人までとしています(帰化者も含む)。現在、700名ほどの力士のうち、40名程度が外国出身です。 大相撲における人数制限がもたらされたきっかけは、外国人を際限なく受け入れると歯止めがなくなり、そもそも国技でなくなるとの懸念と共に、一部の外国出身力士の素行が悪かったことにあるようです。一方で、横綱の白鵬関や日馬富士関の人格、行動は、日本人と引けを