安倍総理大臣は、西村経済再生担当大臣、加藤厚生労働大臣と会談し、3日後に期限を迎える緊急事態宣言について、延長の期限を今月末の5月31日までとすることで諮問委員会に諮る方針を固めました。
東京 奥多摩町が釣りや登山に来るのを控えてもらうため、林道に設置した鎖の鍵が壊され、バリケードが撤去されていたことが分かりました。町は警察に被害届を出す方針で、改めて訪問を控えるよう呼びかけています。 奥多摩町によりますと、町内のキャンプ場や観光施設は休業が続いていますが、東京都の「ステイホーム週間」が始まった先月25日以降もキャンプやバーベキューをする人が訪れ、近くに路上駐車をしているということです。 町民からは苦情や感染拡大を心配する声が寄せられていて、町は1日の夕方から一部の林道を閉鎖する措置をとっています。 しかし、3日も釣りや登山をしに訪れた人の姿が見られ、町の職員が訪問を控えてほしいと声をかけていました。 また、林道にはバリケードを設置して通行できないようにしていましたが、バリケードを固定する鎖につけられたダイヤル式の鍵が壊され、バリケードが撤去されているのが3日朝に見つかった
新型コロナウイルスに感染し軽症とされて自宅で療養した神奈川県に住む30代の女性がNHKのインタビューに応じました。県が、自宅などで療養した人は感染の確認から2週間後に症状がなければ通常の生活に戻していることについて「ほかの人にうつすかも知れず陰性を確認する検査が必要ではないか」と不安な思いを訴えています。 手洗いやうがいを徹底し、マスクもつけて生活していましたが、先月上旬に39度を超える熱が出て、その後、嗅覚の異常などもあったということです。 女性は、当時の症状について、「夜中も眠れないほどの高熱で目の奥も熱かったです。体の節々が痛み骨が折れたのかと思うぐらい痛く、どんな体勢でいても痛みがありました。治るかどうかただ不安でした」と振り返りました。 神奈川県は医療崩壊を防ぐため、軽症の人は原則、自宅か県が指定した宿泊施設で療養してもらうことにしていて、軽症とされた女性は自宅で過ごすことを選び
神戸市の病院を新型コロナウイルス以外の理由で受診した患者1000人を対象にした調査で、およそ3%から新型コロナウイルスに感染していたことを示す抗体が検出されたことが分かりました。専門家は、「感染者の多さを示しているが、大部分の人は感染していないとも言え、外出自粛などの対策は引き続き必要だ」と指摘しています。 グループによりますとその結果、3.3%にあたる33人から抗体が検出されたということです。グループでは、調査の対象が外来患者に限られることや検査の正確性に一定の課題があるとしたうえで、これを神戸市の人口に換算するとおよそ5万人が感染したことになるとしています。 2日夜、記者会見した市立医療センター中央市民病院の木原康樹院長は、「われわれの想像以上に、多くの市民がすでにウイルスと接触し、抗体を獲得している可能性がある」と話していました。 この結果について感染症の予防対策に詳しい関西福祉大学
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