■五輪は諦めず 5月28日に、奈良竜樹が麻生に戻ってきた。5月14日の神戸戦で左脛骨を骨折した奈良は、その日のうちに入院し治療に専念していた。その奈良が2週間ぶりに退院し、クラブハウスに姿を現した。この28日は上半身のウエイトトレーニングを中心に体を動かしたというが、ここから徐々に体を作っていきたいと話す。 その奈良の全治は4ヶ月と発表されていた。もちろん誰もが8月に開催されるリオ五輪は絶望的だと考えたが、一人、奈良だけは希望を捨てていなかった。 (残り 1404文字/全文: 1627文字) この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。 ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。