よく通り魔の供述が報道されるときに、はっきりした理由がない場合の言い訳として「電波に命令された」とか「神様にやれといわれた」みたいな容疑者の台詞がお決まりのように飛び出してくる。 そのイメージで、小説だとか絵だとか音楽だとか、現代芸術つうか前衛ちっくっつうか、とにかく「クラシック」でなかったり、「どうしてコレをモチーフにするのかわからない」とかいう、筋が通ってない、わけのわかんないのを一まとめに電波呼ばわりしてるけど(あたしもまあそうだけど)、そもそも電波ってなんなんだべ。 「電波受信する→命令を実行する」が一番シンプルなかたち。 犯罪にせよ芸術にせよ受信→実行のかたちは崩れない。これ覚えとく。 電波は目に見えない。そりゃそうだ。だからまわりの人間には本当にその人が電波を受信してるかとか神様に命令されてるかとかはわかんない。 でも本人は命令されてると認識してるんだから、本人的には受信してる