お盆休みを挟んで全国でも新型コロナウイルスの感染が拡大していて、東京や神奈川など首都圏でも先週の定点当たりの感染者数は5類に移行してから最多を更新しています。こうした中、感染して仕事を休む人が増えることで身近なところにも影響が広がっています。 川崎の診療所では前月の2倍近くの患者 川崎市にある診療所「多摩ファミリークリニック」では、8月中旬ごろから患者が増えていて、一日当たり40人と7月の2倍近くの患者が訪れているということです。 30日も発熱などの症状を訴える患者が相次ぎ、検査した人の7割ほどが新型コロナに感染していました。 患者は幅広い年代に及んでいて、高齢者も増えているということですが、重症化する人はほとんどおらず、人数は多いものの、以前のような切迫感はないといいます。 「多摩ファミリークリニック」の大橋博樹院長は、「数だけでいうと第8波と変わらない感じですが、うつりやすいかぜのよう