屈辱のオセロゲーム/天竺堂通信 いっひっひっひ。すっげ〜おもしろかった。もっている障害ゆえに自分の手ではコマを扱うことが困難。対戦相手の手でコマを動かさせ、そして自分の勝利に向かって相手自身に相手のコマを自分の持ちゴマにするためにひっくり返させていく。 A君の腕前は、お父さんが鍛えた…と聞いた。「他人に負けない“何か”を身に付けろ」との教育方針で、オセロゲームを厳しく仕込んだという。 ゲームが終盤に入ると、A君は「そろそろ、固めていこうかね」と意地悪そうに笑う。布石を活かして勝利を不動にする、その“仕上げ”の合図だ。 A君の指示に従い、自分のコマを自分の手でひっくり返しながら負けていく、この屈辱。悔しい。とても悔しい。 (屈辱のオセロゲーム/天竺堂通信) お父様、かっこいいよな、と思う。その教育がしっかり生きていることがすごいと思う。渡された教育を自分のものにしてるとこもかっこいい。 で、