『ファニーゲーム』 (Funny Games) は、1997年のオーストリア映画。日本では2001年10月20日、シネカノン配給で公開された。 概要[編集] カンヌ映画祭出品時、その凄惨さからヴィム・ヴェンダース監督や批評家、観客がショックのあまり席を立ったと言われる[1][2]。ロンドンではビデオの発禁運動まで起こった[3]。 暴力的なシーンが意図的に映されないことや、犯人が映画を鑑賞している観客に時折サインを見せたり、語りかけてくるメタフィクション演出なども特徴。メインの音楽はジョン・ゾーンの「Bonehead」と「Hellraiser」だけである。 2008年、ミヒャエル・ハネケ自身がハリウッドリメイクした『ファニーゲーム U.S.A.』が公開。主演はナオミ・ワッツ、ティム・ロス。 ストーリー[編集] ある夏の午後、ショーバー一家は休暇を過ごすためにレンジローバーでクラシック音楽のク