Googleは米国時間5月20日、スマートメガネ「Google Glass」の最新版を発表した。広く提供される消費者向け製品ではないが、欲しいと思うビジネスユーザーはいるだろう。仕様に主要なアップグレードが加えられた最新の「Glass Enterprise Edition 2」は、多くのスマートグラスが目指すところを示している。 Glassはシングルディスプレイ設計であるため、「HoloLens 2」のような3Dの拡張現実(AR)を体験することはできないが、改良された内蔵カメラとアップグレードされたオンボードプロセッサによって、他の種類の便利なAR機能に応用できそうだ。Googleは発表の中で、新たに搭載するQualcommの「XR1」チップにより、「コンピュータービジョンと高度な機械学習機能のサポート」が可能だと述べた。 多数のアップデート Glass Enterprise Editio