新型肺炎の感染者の増加を受けた対策として、企業が在宅勤務に切り替えていることが連日のように報じられています。テレワークがこれほど注目されることはこれまでにありませんでした。 そうしたなか、障がい者のテレワークも認知され始めました。 重度障がい者が受付ロボットを遠隔操作 従業員約20万人にテレワーク推奨中のNTTが、2月20日から東京都千代田区の本社14階受付に、遠隔にいる人とコミュニケーションを取れる分身ロボット「OriHime-D」を試験的に設置したことを、日本経済新聞、日経ビジネスオンラインが報じました。 報道によると、パイロットと呼ばれるロボットの操縦者が、遠隔地の自宅などからOriHime-Dを遠隔操作し、来客を会議室まで誘導したり、待ち時間に会話したりします。重度障がい者2人で、平日13~16時の時間帯でシフトを組み、自宅からパソコンなどを通してOriHime-Dを操縦します。