「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログが一躍脚光を浴び、千葉県市川市での保育園建設反対による開園断念の話題など、待機児童問題をきっかけに、保育現場の話題はようやくマスコミと世間の耳目を集めるようになってきた。しかし「入る」ことにばかり注目され、「入った」後の様々な問題についてはなかなか言及されないのが実情。 保育施設に特化した危機管理コンサルタント・脇貴志氏の著書『事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル』(幻冬舎)には、やっと入った保育園で我が子が遭遇しうる危険や、園・保育士が慢性的に抱えるブラックな労働環境について、鋭くメスを入れる。今保育園では何が起きているのか、保護者は何に目を向けるべきか、これまで3万件の事故現場を見てきた著者の脇さんにお話をうかがった。 ―― 保育施設での事故は増加傾向にあるのでしょうか。 脇:事故の数自体は増えていないと思いますよ。とりあげる「露出」が増え
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