青森地裁を後にする、環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(左、Junichi Sato)、鈴木徹(右2、Toru Suzuki)両被告と、グリーンピースのクミ・ナイドゥ(Kumi Naidoo)事務局長(中央、2010年9月6日撮影)。(c)AFP/GREENPEACE/Jeremy Sutton-Hibbert 【9月6日 AFP】(写真追加)青森地裁は6日、運送会社から鯨肉を持ち出したとして窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(Junichi Sato、33)、鈴木徹(Toru Suzuki、43)両被告に、それぞれ懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。両被告は、盗んだ鯨肉について、調査捕鯨船乗組員の不正な横領を暴く証拠だと主張していた。 判決を受けてグリーンピースのグレッグ・マクネビン(Greg McNevin
「調査を逸脱」と有罪=鯨肉窃盗、環境団体2人に−青森地裁 「調査を逸脱」と有罪=鯨肉窃盗、環境団体2人に−青森地裁 青森市の運送会社から鯨肉を持ち去ったとして、窃盗罪などに問われた環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(33)、鈴木徹(43)両被告の判決が6日、青森地裁であった。小川賢司裁判長は「調査活動として許される限度を明らかに逸脱した」と述べ、両被告に懲役1年、執行猶予3年(いずれも求刑懲役1年6月)を言い渡した。弁護側は即日控訴した。 弁護側は「調査捕鯨船で鯨肉が横領されており、持ち出しは不正を暴く正当な行為だった」と主張したが、小川裁判長は「財産権や管理権の侵害は法と社会が許さない」と批判。「公益を目的とした正当な調査活動だったとしても、強い非難を免れない」と述べた。 一方で、この事件を機に「一部不明朗な点があった鯨肉の取り扱いが見直された」と指摘し、執行猶予
東京・板橋区の帝京大学医学部付属病院で複数の抗生物質に耐性のあるアシトネバクターが院内感染を引き起こしていた問題で、この細菌が多剤耐性を獲得するのに 「抗生物質のレメディを飲んでいた」 ことが、5日までにわかった。昨今メディアから激しいバッシングの対象となっているホメオパシーとレメディだが、あらためてその有効性が見直されそうだ。 同病院では感染の広がっていたアシトネバクター複数株を採取して問診をおこない、多剤耐性を獲得するに至った経緯を調べていた。その結果、いずれの菌株もホメオパシージャパン株式会社謹製の 「抗生物質のレメディ」 を購入。日常的に服用していたことがわかった。 服用開始後、しばらくは“好転反応”として増殖できなくなったり細胞膜が破壊されるなどの所見があったが、やがて菌本来の免疫力・治癒力が向上し、抗生物質が効かなくなったという。 いずれのアシトネバクターも 「(ホメオパシージ
調査捕鯨船の乗組員が自宅に送った鯨肉を運送会社から盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」のメンバー、佐藤潤一被告(33)と鈴木徹被告(43)の判決公判が6日、青森地裁であり、小川賢司裁判長はそれぞれに懲役1年、執行猶予3年(ともに求刑懲役1年6月)を言い渡した。 弁護側は「乗組員による鯨肉の横領を捜査機関に告発するため、一時的に持ち出したにすぎない」などとし、被告らに不法領得の意思はなく、窃盗罪には当たらないとして無罪を主張。 検察側は論告で「配送途中の荷物を盗むという被告らの行為には、手段としての相当性が欠けており、捜査機関に捜査を委ねることもせず、安易に犯行に及んだ」と指摘していた。 起訴状などによると、佐藤被告らは英国人男性と共謀。2008年4月、西濃運輸(岐阜県大垣市)青森支店の配送所に侵入し、捕鯨船の乗組員が北海道函館市の自宅に送った
調査捕鯨の鯨肉が入った段ボール箱を青森市内の運送会社から盗んだとして、窃盗罪などに問われた環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」のメンバー、佐藤潤一(33)(東京都八王子市)、鈴木徹(43)(横浜市)両被告の判決が6日、青森地裁であった。
調査捕鯨船の船員が送った鯨肉を運送会社から盗んだとして、窃盗罪などに問われた国際環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」(GP)メンバー2人に対し、青森地裁は6日、いずれも懲役1年、執行猶予3年(求刑・各懲役1年6月)を言い渡した。弁護側は「船員らの鯨肉横領を告発するための正当な行為」と無罪を主張したが、小川賢司裁判長は「公益目的で正当なものであったとしても調査活動が許容する限度を逸脱している」と退け、横領についても「不正な鯨肉と断定できない」と述べた。 判決によると、GPメンバーの佐藤潤一(33)、鈴木徹(43)両被告は08年4月16日、西濃運輸青森支店(青森市)に侵入、調査捕鯨船の船員が自宅へ送った段ボール箱入りの鯨肉約23.1キロ(5万8905円相当)を盗んだ。【鈴木久美】
調査捕鯨船の船員らが土産名目で自宅あてに送った鯨肉を運送会社から持ち出したとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境NGO「グリーンピース・ジャパン」(GPJ)のメンバー2人に対し、青森地裁(小川賢司裁判長)は6日、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。2人は控訴する方針。 判決によると、GPJメンバーの佐藤潤一(33)と鈴木徹(43)両被告は2008年4月16日、青森市の西濃運輸青森支店の配送所に侵入し、塩漬けの「ウネス」と呼ばれる鯨肉が入った段ボール箱(23.1キロ)を盗んだ。 GPJ側は「船員が鯨肉を無断で持ち帰る『横領行為』を告発するための証拠を確保した。自分たちで利用する意思はなく、箱を持ち出したのは正当な行為」として無罪を主張した。
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