「誰にも相談せず1人でやった」。中国漁船衝突の映像流出事件で、流出を告白し、警視庁の取り調べを受けている神戸海上保安部所属の海上保安官(43)には各方面から擁護や英雄視する声が上がり、一躍“時の人”となった感すらある。一体どんな人物なのか−。 海保関係者によると、保安官は関西の大学を卒業後、海上保安学校に入り、中途採用の形で海保職員になった。 2003年度から小松島海上保安部の予備員、2004年度からは姫路海上保安部で巡視艇の航海士として勤務。韓国語ができ、国際捜査などにも携わり、今年、神戸海上保安部の巡視艇「うらなみ」の主任航海士となった。いわゆる“現場畑”を歩んできた人物だ。 「まじめで気さく」「仕事は優秀だった」。保安官を知る同僚や上司は異口同音にこう話す。 「非常に優秀な部下だった。自分の任務に誇りを持ち、どんな状況でも決して弱音を吐かなかった」 かつて上司だった元海上保
千葉県教育委員会は2013年度をめどに、県立高校での道徳必修化に踏み出す。県教委の有識者会議「県道徳教育推進委員会」(委員長・岩佐信道麗沢大教授)が10日にまとめた最終提言案で、県立高校での道徳必修化が盛り込まれた。昨年3月の知事選で公約に掲げた森田健作知事の肝いりで進められていた。県教委は提言をふまえ、導入に向けた作業を本格化させる。 最終提言案は「すべての子どもたちには、県と日本に愛着と誇りを持ちながら、内面的共感に根ざした道徳性を涵養(かんよう)していくことが求められる」とし、06年施行の改正教育基本法にうたう「我が国と郷土を愛する」ことを踏まえた道徳教育の必要性が明記された。 高校での道徳推進については、「13年度を目途に、1年次の総合的な学習の時間等を活用して『(仮称)人間としての在り方生き方を考える時間(1単位)』を導入すること」と明記。道徳教育推進教師を全校に配置すること
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