第五管区海上保安本部から出て記者に囲まれる一色正春・海上保安官=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影) 誇り高き日本の回復を目指して駆け回る政治家、中田宏氏が今の日本について語る「週刊・中田宏」。「今週の政治を斬る」では沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、関与を認めていた海上保安官が懲戒処分を受け、辞職したことについて聞いた。中田氏は「映像を流出させた保安官は『国士』。私が同じ立場でも、流出させたかもしれない」と話した。また、今年を象徴するニュースとして、中田氏は米軍普天間飛行場移設問題を挙げ、今年を表す漢字には「憂」を選んだ。 今週の政治を斬る【領土守るため、尖閣に住んでもよい】 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、海上保安庁は22日、映像流出への関与を認めている神戸海上保安部の一色正春・海上保安官(43)を同日付で停職12カ月の懲戒処分とするなど、計
厚生労働省元局長の無罪が確定した郵便不正事件と、大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)・犯人隠避事件について、最高検が検証結果を公表した。 報告書は「検事が法を犯して証拠を改竄することは断じて許されず、それを知った検事がその犯人を隠避することも言語道断」と言い切っている。検察組織に問題があったことも認めた。 一連の事件は、全検察当局をあげて猛省すべき検察史上最悪の不祥事だが、これを弱体化に結びつけてはならない。巨悪を眠らせないため、特捜部が真に「最強の捜査機関」としてよみがえる契機とすべきだ。 報告書は「再発防止策」の一つとして、特捜部が身柄を拘束して取り調べる事件は、一部録音・録画(可視化)を試行することにも踏み込んでいる。一部可視化の対象となるのは、容疑者が自白した後の調書を読み聞かせする場面などが中心となる見込みだ。 ただ、特捜事件は政官界の汚職や企業犯罪が主な対象である。そこに可
鹿児島県出水市でナベヅル2羽から毒性の強い鳥インフルエンザが見つかった問題で、県は新たに24日に見つかった「ヤカンヅル」の死体からもウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。無生物への感染拡大はインフルエンザウイルスでもかつて例がなく、保健当局は流行の拡大を懸念している。 感染が判明したのは出水市在住の主婦・飯田アケ美さん(40)宅で使用されていたヤカンのツル。「なんかヌルヌルギトギトする」との家人の通報により駆けつけた保健所職員が検査したところ、強毒性鳥インフルエンザの陽性反応が出た。飯田さん宅は即日封鎖され、消毒液による洗浄がおこなわれている。 当局によれば、アケ美さん宅のキッチンからは、鳥インフルエンザのほかO157、西ナイル熱ウイルス、アンドロメダ病原体などが発見されておりさながら「病原体の総合百貨店やわあ」とのことで、場合によってはさらに厳重な隔離と病原体の由来の究明が急がれそ
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