リビア東部の都市ベンガジ(Benghazi)で反体制運動のウェブサイトを作るハッカーやデザイナー、エディターたち(2011年2月27日撮影)。(c)AFP/TREVOR SNAPP 【4月10日 AFP】反体制デモで強権体制が相次いで転覆した中東諸国などで、携帯電話やインターネットを使って民主化運動を進める数千人規模の活動家たちに、当局の検閲やインターネット攻撃からの防衛手段を米政府が訓練していると、マイケル・ポスナー(Michael Posner)米国務次官補(民主主義・人権・労働担当)が明らかにした。 世界194か国の人権状況に関する米国務省の年次報告書が発表された8日を前に、少数の報道陣に語ったポスナー国務次官補によると、米政府はアラブなどの専制的な国家で、政府のファイアウォールを迂回したり、テキストメッセージや音声メッセージを保護したり、民主活動家のウェブサイトへの攻撃を阻止したり