「北朝鮮先制攻撃論」主張のカーター氏、米国防省ナンバー2に 「北朝鮮が禁止線を越えたら、核施設を先制攻撃すべき」 アシュトン・ カーター氏【ワシントン=イム・ミンヒョク特派員】 「北朝鮮が核燃料の再処理を開始したら、照準爆撃が必要だ」 第2次北朝鮮核危機の真っただ中だった2003年2月、米国防次官補を経てハーバード大学ケネディ行政大学院の教授を務めたアシュトン・ カーター氏は、メディアとのインタビューで上のような主張を展開した。オバマ政権になり再び米国防省に戻り、購買・技術・後方支援担当次官を務めていたそのカーター氏が2日(現地時間)、国防省ナンバー2に指名された。オバマ大統領は同日、退任するウィリアム・リン国防副長官の後任にカーター次官(57)を正式に指名したことを米ホワイトハウスが発表した。 カーター氏は韓半島(朝鮮半島)問題と縁が深い。同氏はビル・クリントン政権初期の1993年から9
20世紀を代表する物理学者、アインシュタインの生涯を描いた伝記本が、その翻訳のひどさで回収され、修正版が発刊される騒動になっている。 ひどい翻訳が逆に注目され、古本価格は高騰。もとの約10倍にあたる約2万円の高値がつく事態になっている。 この本は「武田ランダムハウスジャパン」が出した「アインシュタイン その生涯と宇宙」(ウォルター・アイザックソン著)で、6月に上下巻各5000部が発行された。その13章でコンピューターの自動翻訳をそのまま掲載したと思われる記述が見つかり、インターネット上で話題になった。 例えば「マックス・ボルンの妻ヘートヴィヒ」というくだり。マックスは物理学者の名前の一部だが、訳文は「最大限」と誤訳し、「ボルンの妻ヘートヴィヒに最大限にしてください」となっていた。「『科学の人里離れている寺』に尊敬します」「これらのすごいブタが、あなたの精神に触れるのに最終的に成功したと立証
平成23年版防衛白書は、軍事力の急速な近代化を進め、東シナ海や南シナ海で海洋覇権拡大を図っている中国への懸念をこれまで以上に鮮明に打ち出した。 周辺諸国との対立で中国が示す姿勢を「高圧的」と指摘し、中国海軍や海洋調査船、漁業監視船などによる活動が「常態化」しているとした。 7月31日に沖縄・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国の海洋調査船「北斗」が水質調査のような行動をとっているのが確認され、海上保安庁が調査中止を呼びかけても応答せず約9時間も居座ったことに、それは如実に表れている。 問題は、中国の軍事力強大化に日本がなすすべもないことだ。防衛費を削減する一方、専守防衛にしばられ、実効性ある防衛力を構築してこなかったためである。 防衛費は9年連続で削減が続いている。国連平和維持活動(PKO)や海賊対処など自衛隊の任務は増える一方なのに、陸上自衛隊の定員は15万5千人から15万
かつて、夏休み時期の子どもたちのテレビの定番といえば、午前中や夕方のアニメや特撮番組の再放送だった。「夏休みアニメ劇場」とか「マンガのひろば」とかいった名称が付けられたりして、なんとなくダラダラ朝からアニメを見る、という子ども時代を過ごした人も少なくないかと思う。 当たり前のように毎年やってくるものだと思っていた夏休みの再放送枠は、いつのころからかほとんど見られなくなってしまった。2011年の夏休みまっただ中の今、首都圏の民放キー局で再放送されるのは、韓流ドラマや時代劇ばかり。子ども向けのアニメや特撮番組の再放送枠は、影も形もない。 夏休みのアニメ再放送、いつごろからやらなくなってしまったのか。平成に入ってからの8月1日(土日だった場合は別の日で)付けの首都圏版の新聞番組欄を確認してみたところ、1989(平成元)年は、『キン肉マン』『忍者戦士飛影』『シティーハンター』『とんでも戦士ムテキン
印刷 米空軍のミサイル発射担当将校向けに「核の倫理」を説く講義資料は、広島への原爆投下にも触れているが、当時の米兵死者数の多さなどを挙げて正当化した=「軍における信仰の自由財団」提供 米空軍が、有事の核ミサイル発射を担う将校向けの訓練の一環として、キリスト教の「聖戦」論を20年以上にわたり講義してきたことがわかった。「憲法の政教分離原則に違反する」との指摘を受け、今年7月末に突然、取りやめていた。 米国と旧ソ連・ロシアの間では、冷戦末期から核軍縮が進展。核保有の必然性や使用の可能性は薄れてきた。民主的な議論とは無縁の「神話」によって、核の道義的な正当化を試み、延命を図ってきたことに、懸念の声が出ている。 問題の講義をしていたのは、カリフォルニア州にあるバンデンバーグ空軍基地。ミサイル発射を担当する空軍の将校は全員、この基地で核について訓練を受ける。憂慮した複数の軍人から通報されたNP
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