都内でAFPのインタビューに応じる細野豪志(Goshi Hosono)原発事故担当相(2011年11月4日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA 【11月6日 AFP】この半年間、日本を襲った世界最悪規模の原子力災害の対応に睡眠時間以外の全ての時間を割いてきた細野豪志(Goshi Hosono)原発事故担当相(40)は、あまり不安な様子を見せない。 若々しくテレビ映りもよい細野氏は、3月11日の東日本大震災の発生直後から、政府の先頭に立って東京電力(TEPCO)福島第1原発事故の処理に当たってきた。 先週、事故を起こした原子炉の中で核分裂によって生じる放射性物質が検出されるなど、福島第1原発では相次いで問題が発生しているにもかかわらず、細野氏は前向きだ。 「事故の収束に関してはよくここまできたとも思う」 と細野氏はAFPのインタビューに語った。「最大の貢献をしたのは現場の作業員の