“中国56民族”の嘘さえ…国家あってこそ ロンドン五輪が開幕した。選手のひたむきな表情を見ていると、各国の国旗、国歌がことのほか高貴に感じられる。オリンピックが国を背負った大会であることを改めて実感する。 オリンピックはよくナショナリズムとの関連で語られる。4年前の北京は、中国の国威発揚が露骨にもくろまれた大会だった。「中国56民族」として紹介された子供たちの大半が漢民族だったのをはじめ、開会式は偽装だらけ。国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、中国が世界について学べた、と北京大会を総括した。けれども、かの国が何も学んでいなかったことは五輪後の、沖縄・尖閣諸島などへの傍若無人な海洋膨張姿勢が示す通り。 ところで、歴史にはナショナリズムが過剰に現れる場面があるだけではない。過剰に警戒する局面もある。その関連で思い出すのが、4年前の五輪に立候補していた大阪のことだ。 北京、トロント、イ
6月5日の発表以来、つい先日まで2次審査を進めてきました 「田中れいなとバンドやりたい女子メンバー大募集!」ですが、 残念ながら最終審査を前に該当者なしと判断させていただきました。 参加いただいたみなさんには非常に残念なお知らせなんですが、 ここは妥協することが出来ない為、このような結果になったことを お許しください。 ただし、それはヴォーカリストに関してのみの話で、 ギターリストに関しては数名の方に最終審査まで進んでいただく事を 決めておりますので、どうぞ最終審査をお待ちください。 最終審査に進んでいただく方には直接ご連絡差し上げます。 ヴォーカリストに関しては、すでにキャラも個性もある田中れいなと 一緒に歌を歌っている姿を想像しながらのオーディションとなり、 過去の他のものに比べハードルの高いものとなったのは事実です。 中には素晴らしくルックスの良い方や、飛びぬけて歌の上手い方も 居ま
普通の「正論」ではなく、「関西から世に正論を問う」という意味で【正論・西論】というコラムがあり、そこで大阪五輪招致の思い出が語られていた。 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120731/waf12073117010022-n1.htm ロンドン五輪が開幕した。選手のひたむきな表情を見ていると、各国の国旗、国歌がことのほか高貴に感じられる。オリンピックが国を背負った大会であることを改めて実感する。 冒頭からナショナリズム全開。参加している個々の国家は選手に国の威信を背負わそうとしているかもしれないが、オリンピックそのものは「人類の調和」や「人間の尊厳保持」や「平和な社会」の推進を根本原則として掲げている。 JOC - オリンピズム | オリンピック憲章*1 2. オリンピズムの目標は、スポーツを人類の調和のとれた発達に役立てるこ
「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。干し柿もちも美味しうございました」 こう始まる遺書を残して円谷幸吉選手は自らの命を絶った。 1964(昭和39)年の東京五輪。マラソン(当時は男子のみ)で銅メダルを獲得、日本中を沸かせた男である。 国立競技場に、先頭のアベベに続いて入ってきた円谷選手はトラック内でドイツのヒートリーに抜かれ銅メダルに終わる。最後の最後に抜かれたが、彼は一度も後ろを振り向かなかった。父親から「男は後ろを振り向くな!!」と言われ続けてきたからだという。 東京五輪最終日に展開されたこの劇的なドラマは、中学1年生であった私に鮮明な記憶として残っている。特別に華々しいパフォーマンスをすることもなく淡々と表彰台に登り、少し照れ臭そうに優しく手を挙げて大観衆に応えていた。開催国日本の陸上界唯一のメダルであった。 そして、期待と重圧の中で迎えた4年後のメキシコ五輪、68(昭和
ロンドン五輪で柔道女子の松本薫選手が日本の金メダル第1号を獲得した瞬間、背筋がぞくぞくした。 サッカー男子が“無敵艦隊”スペインに続いて強豪モロッコを下した時も、同じように感激した。 日本から1万キロ近く離れた会場から臨場感が肌に伝わり、感動と興奮を共有できる理由は一つだ。彼ら、彼女らが日の丸を背負って、「われらの代表」として世界の強豪と戦っているからだろう。 国旗・国歌に批判的な人も日本人が表彰台に立てばうれしくなるのが同胞意識であり、自然な愛国心だ。五輪がもたらす胸のときめきの源泉には、そういう素朴なナショナリズムの絆があるのだと思う。 日本選手団の先頭で旗手を務めた吉田沙保里選手が「国旗の重みを感じています」と語った言葉も、そんな思いがにじみ出たのだろう。 しかし、そうした感情を権力者はしばしば国際政治に利用しようとする。前回(2008年)の北京五輪は、ものものしい「護衛隊」つきの聖
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