[東京/サンフランシスコ 17日 ロイター] - 日本で象牙取引のオークションサイトを提供しているヤフー4689.Tに対し、野生生物保護団体だけでなく、実は身内からも不安視する声が出ている。声の主はヤフーにブランドライセンスなどを供与している米ヤフーYHOO.Oだ。 1月17日、日本で象牙取引のオークションサイトを提供しているヤフーに対し、野生生物保護団体だけでなく、実は身内からも不安視する声が出ている。2009年8月撮影(2017年 ロイター/Stringer) ──関連記事:象牙規制(上):守勢に回る日本政府、国際批判の矛先集中 関係者によると、米ヤフーは再三にわたり、この問題に関してヤフーと協議しているが、ヤフーは首を縦に振らないという。 <象牙市場縮小もネット取引は増加> トラフィックによると、日本の象牙市場の規模は1989年には200億円だったが、2014年には20億円と10分の