「乙女かぶき」のフィナーレ、出演者全員による華やかな総踊り=東京・歌舞伎座ギャラリー木挽町ホール、(C)松竹【時事通信社】 少女たちのための新しい歌舞伎を―。今年3月、東京・歌舞伎座の歌舞伎座ギャラリー木挽町ホールで行われた「乙女かぶき」の初公演。松竹が運営する「こども歌舞伎スクール寺子屋」で学んだ10代の少女たちが、「不思議の国のアリス」を基にした新作「本朝不思議之國 夢逢姫(ほんちょうふしぎのくに ゆめあいひめ)」に挑んだ。子役以外は男性しか舞台に立てない歌舞伎だが、歴史をさかのぼれば、17世紀初頭に京都などで活躍した女性芸能者、出雲の阿国が創始者とされる。原点帰りとも言える試みは歌舞伎の活性化につながるか。(時事通信編集委員 中村正子) “乙女”版「不思議の国のアリス」「とにかく、とにかく」が口癖のウサギの兎丹角丸(とにかくまる)を追い掛けて不思議の国に迷い込んだアリスならぬ藍姫(あ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く