特集 2007.10.12 80キロ圏内の食材を80%使用「80*80」と こだわりの鶏と野菜の「まる良」 ヨコハマ「地産地消」最新事情(1) ■消費者と生産者の距離が離れすぎてしまった 中国産食品をはじめとする食の安全性が大きく揺らいでいる昨今、注目を集めているのが「地産地消」というキーワード。地産地消とは「地元生産・地元消費」を略した言葉で、「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味。以前は、その土地の伝統的な食文化や食材を見直すというスローフード運動の中で主にグルメ的な観点で注目されてきたが、最近では消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取り組みとして期待されている。横浜市でも、2005年より市内で生産された農畜産物の地域内消費を推進中だ。今回は、そんな地産地消をテーマにした2軒のレストランを紹介したい。 みなとみらい地区に隣接する