KDDIとKDDI研究所は11月17日、スマートフォン向けリモートサポートを実用化するための「ブラウザ同期技術」を活用した実証実験を実施したと発表した。 KDDI研究所が2010年に開発したブラウザ同期技術は、離れたスマートフォン同士でブラウザの表示画面を同期し、操作を支援する技術。ブラウザを利用しているためデバイスやOSに依存せず、専用のアプリケーションも必要としない点が特長だ。スマートフォンの普及に伴い、初期設定などに関する問い合わせは年々増加しているが、同社ではメール設定など多くの初期設定がブラウザ上で行われることに着目し、実証実験の実施を決定したのだという。 実証実験では、ブラウザ同期技術を活用して、スマートフォンのメール初期設定やau IDのパスワード設定など、契約者がブラウザ上で行う設定作業をauお客さまセンターのオペレータが遠隔で支援。auお客さまセンターに入電された問い合わ