水曜日に発生した、世界的に影響力のあるTwitterアカウントから発信されたビットコインの不正送金を狙った詐欺は、その規模の大きさから世界中で大きな話題を集めている。NY Times紙のインタビューによって、サイバー攻撃者はTwitter社のSlackを利用して内部システムにアクセスしていた可能性が出てきた。 ■大規模不正ID利用の概要 2020年7月15日、イーロン・マスク氏やビル・ゲイツ氏といった、世界的に影響力のあるTwitterアカウントから、ビットコインの送金を促す詐欺メッセージが投稿された。Twitter社は同日この一連の投稿が不正アクセスによるものだと判断し被害にあったと推測されるアカウントの利用停止措置を実施した。 Twitter公式ブログの調査内容から判明している事実は以下のとおり。 サイバー攻撃の方法:Twitter社を標的としたソーシャルエンジニアリング攻撃によって、
![Twitterを襲った大規模不正ID利用、サイバー攻撃者はSlack経由で情報入手か?(大元隆志) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b05880853b354aed696e84d0c808dd371bdf3c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fohmototakashi%2F00188802%2Ftop_image.jpeg%3Fexp%3D10800)