高温・高圧下で樹脂が固まってできる琥珀(こはく)は、古来から宝石として重宝されてきましたが、ときおり虫や植物、小動物が中に閉じ込められたものが見つかり、琥珀の中でも希少性の高い逸品として重宝されます。宝石としてもさることながら、大昔の生物を知るための研究資料としても高い価値を持つ琥珀の中でも、ミャンマーで見つかった9900万年前のトカゲが含まれた特に貴重な琥珀が、アメリカの研究者によって生物の進化をたどる貴重な資料として解析されています。 Mid-Cretaceous amber fossils illuminate the past diversity of tropical lizards | Science Advances http://advances.sciencemag.org/content/2/3/e1501080 99m-year-old lizard trapped