この数年、自営業のM美さん(40代)は、我がもの顔で歩道を疾走する自転車に悩まされている。M美さんが住むマンションは東京都新宿区の繁華街にあるが、近くの大通りは交通量が多く、バスも頻繁に行き交う。そのため、自転車は車道でなく、歩道を走りたがるようだ。 平日は、サラリーマンの通勤自転車が猛スピードで通り過ぎ、休日は休日で、並んで走るカップルの自転車が、後方から「チリンチリン」と鳴らしてくる。M美さんは、こうため息をつく。 「歩道なのに、いつも自転車に道を譲っている状態です。なぜ自転車は、あんなに横柄なのでしょうか? 自転車から降りれば良いのに、歩行者によけさせるためにベルを鳴らされると、本当にイラっとします」 このようにM美さんに非難されている自転車だが、そもそも、「チリンチリン」と好き勝手にベルをならしても良いのだろうか? また「歩道」において、自転車と歩行者のどちらが優先されるのだろうか
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