この357年の歴史に幕を閉じたお店の名は「桂飴本家 養老亭」 リンク先より抜粋 京都の西、桂の地。嵐山から桂川の清流を下ってきた広々と静かなこの一帯は、平安京が開かれた当時から、景勝地・保養地として王朝貴族に愛されてきた。江戸時代に入り、八条宮智仁親王がこの地に「瓜畠のかろき茶や」と呼ぶ別業を造営する。のちの桂離宮である。王朝の造園美と簡素な書院造の対比の妙が、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトに激賞され、日本建築の粋のひとつとして世界的に知られるようになった。この桂離宮のすぐそばに、「かつらあめ」と呼ぶ素朴な麦芽糖の飴を作り続けている家がある。「桂飴本家 養老亭」である。
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