吉野家の廃棄されるタマネギがパウダーに!「隠れフードロス」 への新たな取り組み SDGs × WBS【WBS】 SDGs=国連が掲げる17の持続可能な開発目標。その取り組みの一つとして、フードロスの削減があります。売れ残りや食べ残しで、余った食べ物が捨てられてしまうフードロス。 実は、そのフードロスよりも、数倍も多くあるとされるのが、調理する過程で捨てられてしまう、食べ物の切れ端などの「隠れフードロス」です。これをゼロにしようと、いま、新たな取り組みが始まっています。 年間およそ1億食売れる「吉野家」の牛丼。その味に欠かせないのが、じっくりとタレで煮込んだタマネギです。 「タマネギは吉野家の牛丼の命。タレの中で甘味が出てマイルドな牛丼になる」(吉野家の担当者) そのタマネギは、吉野家の工場でカットされます。しかし、丸ごと使えるわけではありません。芯の周りの部分はくりぬき、表面の色がついた