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2016年6月5日のブックマーク (1件)

  • 「中間領域」の思索と創作|ちくま学芸文庫|岡田 温司|webちくま

    岡田温司さん(京都大学大学院教授)は、クレーの『造形思考』をどう読んだのか。5月刊のちくま学芸文庫より解説を公開します。 「芸術家は多分、そうなろうと欲しないで,哲学者であります。」 クレー 描くことばかりか書くことにも長けた画家は,けっして少ないわけではない。過去にはレオナルド・ダ・ヴィンチという偉大な先達がいたし,20世紀にもカンディンスキーらの名前を挙げることができる。なかでもクレーは別格だろう。とりわけ絵画をめぐる思索の広がりと深さにおいて,書『造形思考』は,レオナルドの数々の『手稿』に匹敵するといっても,おそらく誇張にはならないだろう。 ことによると,クレーはどこかでこのルネサンスの万能の天才のことをそれとなく意識していたのかもしれない。というのも,バウハウスでの講義に基づくこの『造形思考』には,美術にかかわるさまざまな問題はもちろんのこと,自然の観察や実験,博物学,光学,解剖

    「中間領域」の思索と創作|ちくま学芸文庫|岡田 温司|webちくま
    florentine
    florentine 2016/06/05
    「まさしく「線を散歩に連れて行った」成果が,これらの天使たちなのである」すごい面白かった!