Libroドキュメンタリー・エッセイ・その他黄檗宗の僧侶が明治三十年代に鎖国状態のチベットに密入国し、その見聞をつぶさに綴った冒険旅行記の現代語訳抄録である。河口慧海という名前は、秘境旅行家の先達としてアウトドア旅行記などで名前を見ることがあり、なんとなくは知っていた。チベットに入ったということで密教方面の僧侶だと思っていたが、黄檗宗(禅宗)だったとは意外だ。経典を研究する過程で、本当の経典はインドにも中国にもなくチベットにのみ残っているらしいということで、何としてもチベットで入って研究してみたいと思い究め、止める人々を振り切って実行に移したそうである。インドに何年間か滞在してチベット語を覚え、徐々に準備を整えた上で、さほどの装備もないままヒマラヤを越えてチベットに入り込んだというからその行動力は凄まじい。荒涼とした道を行く僧侶ということで何となく西遊記の玄奘三蔵の取経の旅を思い起こしたり
徒然屁爆弾さんid:hebakudanとは元々mixiの読書コミュでご一緒させて頂き、彼女のmixi退会後は、ブログの(「本と屁爆弾」、その後「血止め式」)追っかけをしてお付き合い頂いていた。広範な読書量と該博な知識、そして鋭い考察にいろいろと蒙を啓かれたものである。昨年の秋口、新たな天地を求めて東北の方に移られたのも束の間体調を崩され、東京に戻って療養生活を送られていたが、重篤な病であり、専門病院での入院加療が必要ということで、しばらくブログを休まれるとご主人が代理投稿されていたのがいたのがついこの間である。それで、メインのアカウントで下記のようなエントリを投稿した。http://d.hatena.ne.jp/suijun/20100426/1272283608そのエントリにはコメントを頂いたし、その後も、以前に記事にした落葉樹の写真を引き合いに出して「今年suijunさんが裸の木々のお
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