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ブックマーク / www.lifestudies.org (2)

  • 男性のセクシュアリティとポルノグラフィー: 支配・自傷・フェティシズム, 男性学, 女性学, フェミニズムなど

    論文 『女性学』日女性学会 第10号 2003年1月 47-59頁 男性のセクシュアリティとポルノグラフィー ―支配・自傷・フェティシズム 森岡正博 この論文は、完全に書き直して、2005年2月刊行の拙著『感じない男』(ちくま新書)第2章「「男の不感症」に目を背ける男たち」に収録しました。下記は、書き直し以前の不完全版ですので、ぜひ『感じない男』のほうを読んでみてください。 1 二〇〇二年に開催された、日女性学会大会のシンポジウムで、「男のセクシュアリティーの一断面」という発表をした。当日の発表は私の希望で録音を控えてもらった。自分自身のことを、かなり語ったからだ。そのかわり、その内容の核心部分を、ここで文章にしておきたい。 まず、私はポルノについて、私自身の体験に基づいて語っていこうと思う。なぜなら、男たちのセクシュアリティや性体験は千差万別であり、けっして単一の「男」という枠組みで

  • 書かれなかったジェンダー論:セクハラ、フェミニズム、男性学、ウーマン・リブ

    論文 1997年頃(未発表) 書かれなかったジェンダー論のための前書き 森岡正博 私がフェミニズムに出会ったのは、一九八〇年代のはじめのころだ。 しかし、私がフェミニズムというものの真意を知ることになるのは、もっとあとのことである。親しい人々と傷つけ合いを繰り返すなかで、「女であるというだけで生きにくさをかかえている人たちがいる」ことを思い知らされた。そのとき、はじめて、私はフェミニズムというものが、なにを言おうとしているのかを理解したのだった。 そして私は、同時に、「私が男であるとはどういうことか」という重苦しい問いを突きつけられたのだ。私が男として生まれ、男として成長し、男としていまここに生存していることそれ自体が、女として生まれ、女として成長し、女としていまそこに存在しているあなたを苦しめているのではないか。私は加害者の意識にめざめた。男であることをやめたくなった。 しかしながら、そ

    florentine
    florentine 2010/05/27
    「これを書きながら、私はみずからの人生にいまここで決着を付けていくのである」
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