中世以来、人と人をつなぐ目に見えない〈絆〉として機能した、古きよきヨーロッパの象徴=鳴りひびく鐘の音と、その音色を作り出す鐘そのものについて、いつごろから、どのように聖俗の生活に浸透したかを、関連する習俗の記録などにたどり、社会史家の阿部謹也氏も高く評価した名著、待望の邦訳。 第一次世界大戦後のドイツにおける大規模な民俗調査をもとにまとめられた、古典的名著の全訳。鋳造過程から教会や日常生活での役割、さらには「悪魔と鐘」などの伝説にいたるまで、技術史・社会史・文化史上も貴重な証言を満載。図版多数。 (略目次) Ⅰ 鐘の素材と鋳造をめぐって Ⅱ 鐘の奉献 Ⅲ 鐘の名前 Ⅳ 聖なる鐘、人に寄り添う鐘 Ⅴ 魔除けの鐘 Ⅵ 豊饒と健康をもたらす鐘 Ⅶ 教会に仕える鐘 1 日常の祈りの鐘 a 朝の鐘/b 昼の鐘/c 夕べの鐘 2 迷いびとの鐘 3 木曜日の鐘、金曜日の鐘 4 日曜日の鐘 5 祝日の鐘
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