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ブックマーク / www31.ocn.ne.jp/~ysino (2)

  • 世界を遍歴したフィレンツェの商人

    ▼フィレンツェに生まれ、世界を遍歴する▼ フランチェスコ・カルレッティは、1573/4年フィレンツェに生まれ、世界を遍歴した商人であり、 『世界周遊記』なるものを世に残している。 彼は、1594年から1602年までの8年間でもって、西回りで、世界を一周する。スペインから出 発して、アフリカのカポ・ヴェルデ、南アメリカのカルタへーナ、パナマ、リマ、メキシコを経由し て、アジアのフィリピンに行き、フィリピンから長崎、マカオ、マラッカ、ゴアをめぐる。ゴアからリス ボンに向かうが、その帰国船が大西洋上のセント・ヘレナ島で、オランダ船に拿捕され、無一 文(!?)となる。 その後、1605年メディチ家のトスカーナ大公フェルディナンド1世(在位1587-1609)の要請を受 けて、フィレンツェに帰る。そのフェルディナンド1世に自らの旅行の体験を物語ることとなる。 その内容が1609年

  • 海上交易の世界と歴史

    第3部 近世―世界海上交易圏の成立 (16世紀頃−18世紀頃) 第1章 世界海上交易圏の形成 ―植民地交易の開始― 3・1・4 イギリス、後発の利益を享受して覇権 1 ヴァイキングに振り回されるアングロ・サクソン 2 羊毛と毛織物の自前の輸出に向けて 3 私掠で、先発国を突破して、海外進出 4 オランダを追撃して、海上覇権を目指す 5 植民地戦争に勝利して、世界を市場に まえがき 第1部 古代―海上交易圏の形成 第1章 海上交易圏の模索 ―文明発祥の地― 第2章 海上交易圏への架橋 ―東地中海の世界― 第3章 海上交易圏の形成 ―フェニキア、ギリシア、ローマ― 結章 古代海上交易論 第2部 中世―海上交易圏の結合 第1章 古代アジアの海上交易 ―アジア人の交易― 第2章 アジア交易圏の結合 ―イスラームと中国の進出― 第3章ヨーロッパ進出前の

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