自分で自分のことがわからない これは自分にとっても身に覚えのある感情だ。たとえば私の中には「自分は中身のない人間なのではないか」という感覚が10代のころから染みついていて、誰に対してもうっすらとした「見捨てられ不安」のようなものを抱いてしまう。なので、自分の話に相手が笑ってくれたり、SNSのつぶやきに肯定的な反応をもらえたりすると、安堵の気持ちが湧いてくる。逆に言えば、いいリアクションをもらえないとすぐにネガティブな感情が押し寄せてくる。不安や恐怖がすぐ隣にいるような感覚が正直ある。 『男性は何をどう悩むのか:男性専用相談窓口から見る心理と支援』(濱田智崇・『男』悩みのホットライン編/ミネルヴァ書房)という本にもこのような記述があった。 「優越志向」とは裏を返せば、自分が劣った存在、弱い存在であるとは認めたくないということです。「優越志向」の裏には、本人は意識できていないことも多いのですが
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