先日、NHKのSF特集番組を見たことは書いた。 この番組は日本SFについて語っているのだが、当時のSFアニメやSF小説の状況を垣間見てみると、あらためてそれに先んじた欧米SFはすごいと感じる。 だって、アーサー・C・クラークは、56年に『都市と星』を発表しているんだぜ。 都市と星 (ハヤカワ文庫 SF 271) 作者: アーサー C.クラーク,山高昭出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/12メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (29件) を見る ろくなコンピュータもない時代に、人間存在が情報化されて10億年もの歳月を過ごす(ところから始まり、さらにスケールが広がっていく)話を書いているんだから、破格の才能としかいいようがない。尋常じゃないね。 53年に書かれた『幼年期の終り』は、おどろくべきことに、いまも古びていない。 幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (
![最も美しいオープニング。 - Something Orange](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e31952a8d00e7d68720949cb14c02c27c3ef7daa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51REmtdW4gL._SL160_.jpg)