日本を代表するグローバル企業と聞かれた時、真っ先にソニーを思い浮かべる人は多いだろう。ソニーは戦後、トランジスタラジオ、ウォークマンと数々の技術を通じ、現在の「コンシューマー家電」カテゴリーを開拓した。だが、ここ数年はスランプに陥ったかのようにヒット製品が出ず、業績から見ても苦戦が続いている。 ソニーが2011年度の業績見直しを下方修正した後、Forbesのコラムニストがソニー失敗の原因を「産業経済学とMBA風のリーダーシップ」と分析した記事を公開しているので、ここではその見解を紹介したい。 記事を執筆したAdam Hartung氏はビジネス・経営を専門とするコンサルタントで投資企業のパートナーも務める。著書に『Create Marketplace Disruption: How to Stay Ahead of the Competition』があり、ハーバード大経営大学院でMBAを取得
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