閣議後の記者会見で大学入学共通テストの英語民間試験の導入延期を発表した萩生田光一文部科学相=東京都千代田区で2019年11月1日午前9時47分、滝川大貴撮影 大学入試で2020年度から新たに始まる大学入学共通テストで予定されていた英語民間試験の導入が突然「白紙」に戻された。これまで準備不足を懸念する高校現場から見直しを求める声が上がっても文部科学省は一貫して「実施」にこだわり続けてきたが、トップの失言を機に延期論が強まり、最後は事実上官邸に押し切られた形となった。
![英語民間試験見直し 「萩生田氏守るため」官邸が主導 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5169851561317b814a2c286ae5a6ce3753aacd3e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2019%2F11%2F01%2F20191101k0000m040359000p%2F0c8.jpg%3F1)
10月31日、焼けて崩れかけている首里城正殿(c)朝日新聞社 1991年、建物の復元が進む那覇の首里城。中央上の建物の中で「正殿」を建設している。(c)朝日新聞社 火災で正殿などが焼失した沖縄の首里城。長年にわたる復元事業にかかわった、日本の木造建築の権威に話を聞いた。 【写真】1991年、建物の復元が進んでいた首里城の空撮はこちら * * * 1972年の日本復帰を直前に控えた沖縄・首里。琉球大学(当時)の敷地内の一角に掘られた2本のトレンチ(発掘溝)を見守る関係者から歓声が上がった。首里城の中心的建物である正殿跡が確認されたのだ。 「これが、首里城復元を決定づけた瞬間でした」 建築史家で元奈良文化財研究所所長の鈴木嘉吉さん(90、奈良県在住)は、文化庁建造物課の調査官だった当時を、つい昨日のことのように振り返った。 ■戦後もズタズタに刻まれていた 鈴木さんは首里城復元の可能性を探る
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