新型コロナウイルスの家庭内での感染を防ぐため、東京都が感染者のうち無症状の人向けに、25日から運用を開始する療養施設が公開されました。 無症状の人向けの新たな都の療養施設は、東京オリンピック・パラリンピックでPRのために使われた千代田区の「東京スポーツスクエア」に開設されます。 今回、350床を用意し、原則として無症状で、同居する家族などに感染を広げるおそれがある人を受け入れます。 施設では個人の部屋が割り当てられますが、タブレット端末やテレビが置かれた共有スペースを利用できるほか、テレワークなどで使えるよう、電話ボックスほどの大きさの1人用のブースも用意されています。 23日は、25日からの運用開始を前に、小池知事が視察に訪れ、担当者から説明を受けました。 都は来月上旬には追加の施設の運用を始めて、合わせて1000床まで拡充する方針で、家庭内での感染拡大を防ぐ対策を強化していくことにして