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文学に関するflying_kujiraのブックマーク (8)

  • 行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 し..

    行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 しかもメイン垢とサブ垢3人のオフ会で、3人にドタキャンされた体でやる無意味なオフ会だ。 単に4名予約して、独り寂しい感じで4人前をべる宴会。 そして「どうしていきなりこれなくなったの?独りだったよ……」とかidコールで愚痴るシメまで考えている。 返信も「ごめんね」とか「それじゃ無理してでも行けばよかった」とか「4人前うとデブるぞ」とか。 アロハを来てカラのスーツケースを持って朝早く羽田空港まで行って、屋上で日焼けして飛行機を見て帰ってくるみたいな、 なんだかDPZみたいだろ?っていう、そういう日曜の過ごし方に、実は少しウキウキしていた。 すぐに悲しそうなのは変かな?とか、スマホでチェックするふりもいるかな?とか。 でもそんなちょっとしたウキウキも、受付をしてくれた店員の返答で消し飛んだ。 「あ、増田様ですね。お連れの

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  • ホワイト企業は世界が違った

    大企業で短期の派遣事務をやってきた。 定時退社が当たり前、ダンスを習っているのよ~とか、連休には旅行に行くのが当然だと思っていたりとか、そういうホワイト企業。 バイトも派遣も差別されない。急に有給を取っても怒られない。理由も聞かれない。みんな楽しく働いているように見えた。 飲み会でも無理に飲まされないし誰もタバコを吸わないし店の人にも絡まない。 定年近いおじさんも、若い人も、みんな大卒だった。みんな優しかった。 わたしも当たり前のように、同世代の社員から「うちらが大学の頃ってさ~」と話を振られたが、わたしは高卒だ。 どうでもいいけど両親はどちらもヤンキー上がりバブル世代の中卒で、高校に行きさえすれば仕事に困らないと思っていたような人だ。 だからわたしも当たり前のように高卒。アラサーで独身で低所得よ。年収200万もないよ。 わたしもね、高校は出席日数ギリギリで卒業したバカだよ。学校なんてかっ

    ホワイト企業は世界が違った
  • 久しぶりに同級生と会って言葉に出来ない感情を抱く - 殴る壁

    昔から国語は得意じゃなかったし、特に作文は苦手だった。人とのコミュニケーションも下手糞だ。その自覚は持っている。だけどこちらは曲がりなりにも4年制大学を卒業して文学士の学位を受けている身だ。学生の頃は人並みにだって読んでいた。もう少しくらい上手く文章を書けてもいいんじゃないか。 文章が、という段階じゃないかもしれない。言葉が出てこない。この感情をどんな日語で表現したらいいのかまったくわからない。劣等感とか敗北感という言葉が近いのかもしれないけど、もっとモヤモヤした何か。30年間も日語だけを使い続けているのにそれがわからない。 なんでそんな面倒くさい感情を抱くようになったかといえば、友人の家に遊びに行ったからだ。数年ぶりに会う高校の同級生の家だ。仲の良かった友人たちと同窓会のようなノリで集まった。家庭料理を振る舞われ、持ち寄った酒と肴をつまみながら、昔話や近況報告をしていた。 家主夫

    久しぶりに同級生と会って言葉に出来ない感情を抱く - 殴る壁
  • 藪の中【細胞編】

    シャーレの中に、細胞が見つかった。 世論に質問された証人たちの証言はこうだ。 ■R研から見た視点 これはね、すべてOさん1人の責任だ。 こういう科学の世界はね、そもそも性善説に立つものなので、 仲間のデータに不正があるなんて思いもしないんだよ。 もちろん、チェック体制が機能していなかったという部分では、私らにも責任はあるので、 その点については反省しなければならないと思っている。 だけど捏造そのものについてはOさん個人の独断でやったもので、 悪意のある捏造だと断言できるね。 ■Oさんから見た視点 意図的な捏造だなんて、ありえないですね。訴えますよ。 あくまでも画像の取り間違えだし、S細胞は実際にありました。 だって私、見たんですもの、真夜中にS細胞を。 真夜中、ピカピカって緑色に光って、あぁ私夢でも見てるのかしらって、 当に夢かと見紛うごとき体験をしたのです。 ピカピカって、ピカピカって

    藪の中【細胞編】
  • 小児病棟の村上春樹

    子供の入院に付き添って、しばらく病院に滞在していた。 手術の前後は必ずいなければならないのだが、親がすることできることは限られていて、概ね退屈な時間が続く。持参したを読み終えて、院内文庫でを借りることにした。頭は使いたくないが、すぐ読み終わるようなものは困る。村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」があった。好きな小説だが、ここ数年は読んでいなかったので、これを読み始めた。 小児病棟というのは、悲劇が日常になっていることが、感じられないくらい空気に溶け込んでいる場所だ。 付き添いで泊まり込んでいる若い母親が、もう泣きたいよーと笑いながら話す声が聞こえる。子供なんて、普通に生まれたら普通に育つもんだと思ってたら、まさか癌になるとはね。私からは見えないところから、笑い声の合間に鼻をすする音はするが、声は乱れず明るい。 細い足をむき出しにした小さな子を抱っこ紐で抱えたパンクファッションの母親が、

    小児病棟の村上春樹
  • 俺に一番影響を与えた人

    子供の頃から「坊ちゃま」「坊ちゃま」と言われて育った。 それは自分が病院の跡取り坊っちゃんだったからである。 しわくちゃな手をした人たちが自分を取り囲んで、 「手がきれいだ」とか「賢そうだ」とかいう。 自分だけきれいな恰好をして申し訳ないような、浮いているような、居心地の悪さが常にあった。 とはいえ期待されていたかというと全く逆で、学究肌の父親は、「お前は医者になるな」が口癖であった。 自分も弁護士になるつもりでいたから、そういう点では父親とは全くぶつかることもなく、仲良く過ごしていた。 「東大理Ⅲしか許さない」とか言っていたとぼけた祖父も中学の時に亡くなったので、特になんのプレッシャーもなく育った。 高校3年のとき、病気になって手術を受けた。 都内の大きな病院だが、執刀医は父親の親友であった。 受験前なのに勉強道具を持っていかなかったのは、どうせ病気をしているのに勉強したって効率が悪いか

    俺に一番影響を与えた人
  • パンチラ学。女はなんのためにパンチラするのか? - ピピピピピがブログを書きますよ。

    2014-03-19 パンチラ学。女はなんのためにパンチラするのか? 世の中には大小様々・カラーバリエーション豊富な女の子パンツが存在している。この種々雑多なパンツの群れには約3000年の歴史がある。たまに、「うぉぉ~パンチラっ! 拝まされてもらいました。南無南無」と手を擦り合わせる感謝系男子を見掛けるが、まさに純正の人格者である。彼ら感謝系男子は、自然の摂理や人工的な流動性を恨めしく思うことはなく、世界に降りかかる気宇壮大さにひたすら目を丸くし、半ば自動的に手を叩いてしまうのだ。パンチラ学とは、もはや下ネタやサル芝居のようなものではない。パンチラとは人と人の絆を深める人類愛を育むための、神が仕掛けた壮大なルネサンスなのである。 強風と共存する穏やかさ あなたがこの世に生を受けた瞬間にも風がスカートを持ち上げる。あなたが美味しい事を満喫している間にも世界中でパンチラは行われている。あなた

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  • 童貞を守り抜く決心をした

    傍らにPCを置いて洗面所の床にバスタオルを敷き、上半身裸になってからローションを取りに部屋へ戻る。 ローションを持って洗面所までやってきて、今度はコンドームを忘れたことを思い出す。 「いけねっ」と思わず声が出るほど狼狽し、駆け足でもう一度部屋へ引き返して、ようやく戻ってきた洗面所で息を切らしながらコンドームの袋を開ける。 深呼吸してバスタオルに横たわった俺は、少し力の入った指先でPCのブラウザを開き、目をきょろきょろさせながら今日のオカズを探す。 無意識だが頬はわずかに緩んでいる。 今日は何にしようかなぁ。 この前はあの動画で抜いたし、その前はこの画像で抜いた。 じゃあ今日は久しぶりに○○ちゃんで抜くか、と決めて、若い女の子のビキニ写真をPCの画面一杯に拡大させる。 ふぅ、と一息ついた俺は、落ち着いた様子でローションを手に取り、よく馴染ませた後、画像を見ながら想像力を膨らませる。それと同時

    童貞を守り抜く決心をした
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