テレビ朝日系アニメ「ドラえもん」が始まる6年前の昭和48年、日本テレビ系でアニメ化された「日テレ版ドラえもん」。制作会社のスタッフだった真佐美ジュンさん(63)は「漫画の神様」こと手塚治虫さんの秘書役を務めた。 真佐美さんは昭和20年の敗戦直後に埼玉県浦和市(現さいたま市)で生まれた。高校卒業後、坂本九のような歌手を志してビクター音楽学院へ通っていた20歳の時、新聞で手塚さんの会社「虫プロダクション」の求人広告を見つけた。芸能プロダクションと勘違いして応募。入社試験の段階でアニメ制作会社だと分かったが、面接で「健康か」「月に1~2回、家に帰れないことがあるがいいか」と聞かれ、大丈夫ですと答えて入社した。 最初は「W3(ワンダースリー)」の制作に配属されたが、翌41年7月から1年弱の間、虫プロの社長室勤務を命じられた。社長である手塚さんの秘書役だった。 「手塚先生がいかに『神様』だったか。と
“富野節”というのは、劇中のセリフ回しに適用される言葉であろうが、富野由悠季氏ご自身の語りが、梅雨時の土曜昼下がり、東大駒場キャンパスで炸裂した。 6月15日、東京大学工学部にて、イベント「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」が開催された。これは、富野由悠季氏をゲストに迎え、東京大学下山勲教授(情報理工学系研究科長)と同じく東京大学の中須賀真一教授(工学系研究科・航空宇宙工学専攻/工学部・航空宇宙工学科)が鼎談を行なうというもの。後半には民間企業からの参加ということで、東洋エンジニアリングの内田正之氏、三洋電機の田端輝男氏が加わった。司会は工学部広報室の内田麻理香特任教員。 テーマは工学の未来について。テクノドリームというイベント自体、“工学の夢を新たに描き直すイベント”と位置づけられている。富野氏がゲストということで、工学そのものの立ち位置から地球環境の話まで、大いに話題がふ
「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」(独立行政法人・中小企業基盤整備機構関東支部主催)のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露した。 「自分流の言葉づかいしかできなくて本当に申しわけない」と言いながら、集まったクリエイターに刺激的な言葉を投げかける富野さん。セッションは、コンテンツ関連のコンサルティングを手がけるQPRの清田智社長との対談形式だったが、事実上富野さんの独演会だった。 「コンテンツ」という言葉はおかしい セッションのタイトルは「プロフェッショナル・クリエイターの条件」ですが、これは無理やりつけたタイトル。ここにいる人(コンテンツマーケットの出展者など)はプロクリエイターの条件を満たしてますから。ぼくみたいなロボットアニメの専門家がぐだぐだ言
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