開発が長引いている国産初のジェット旅客機、「MRJ」について三菱重工業は、これまでのイメージを刷新して販売を強化するため旅客機の名称を「スペースジェット」に変更する方向で検討していることが分かりました。 関係者によりますと、旅客機の名称をこれまでの「MRJ=三菱リージョナルジェット」から「スペースジェット」に変更する方向で検討しているというこです。 この旅客機はこれまでに国内外の航空会社からおよそ400機を受注していますが、相次ぐトラブルで、初号機の納入時期が5回も延期され、納入は、当初の計画の7年遅れとなる来年の半ばまでずれ込んでいます。 このため、会社としては新しい名称に変更することでこれまでのイメージを刷新し、販売を強化したいねらいがあるものとみられます。