ロシア海軍の駆逐艦やフリゲート艦など5隻が19日午後、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、太平洋から東シナ海に入ったのを海上自衛隊の艦艇や哨戒機が確認しました。 5隻はいずれも今月15日に北海道の襟裳岬の南東沖で確認され、その後、千葉県沖や伊豆諸島付近を航行していて、日本列島をほぼ半周した形です。 ロシア国防省は今月、太平洋で40隻以上の艦艇など参加する大規模な演習を行うと発表していて、防衛省関係者によりますと、5隻はこの演習に参加していたとみられるということです。 防衛省は航行の目的を分析するとともに警戒・監視を続けています。 磯崎官房副長官「警戒監視活動に万全を」 磯崎官房副長官は記者会見で「ロシア軍の活動については、海上自衛隊が警戒監視や情報収集を実施するとともに、わが国周辺区域におけるロシア側の活動全般に対して、関心の表明を行っている。引き続きロシア軍の関連動向について注視するとと